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長年学んできたヨーガと大好きなインドの話です


by preman9798
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八雲教室と勉強会

毎週水曜日、八雲教室(都立大駅)の午前10:00~11:30は実技のクラスです。
第三水曜日の今日は、実技の後に勉強会があるので、静岡は三島からK.Tさんが、そして藤沢からI.Yさんが来てくれました。
朝の10:00の教室に間に合うためには、二人とも相当朝早く家を出なくてはならないと思います。お疲れ様です。上りの満員電車、大変だと思います。

12:00からの『インドの叡智』を使っての勉強会は、ラーマナ・マハーリシの続きから始まり、シュリー・オーロビンド・ゴーシュ、クリシュナムルティの紹介をしました。
それぞれまったくタイプの違う聖者たちで、皆さんがどのタイプの聖者に魅力を感じるかということも興味あることです。
シュリー・オーロビンドの一生は波乱に満ちたものでした。彼はわたしたちが描く一般的なヨーガの聖者のイメージとはまったく異なったタイプの人です。一口で言うと、天才型哲学者とでもいいましょうか。それに、刑務所にまで入った(過激派の容疑で)聖者などそうはいません。
クリシュナムルティも反伝統的な思想をもつ、インドでは珍しいタイプの聖者と言えるでしょう。反伝統的・反権威的で先入観にとらわれない自由な生き方を説くクリシュナムルティは、一時、ヒッピーの教祖といわれた人です。
約束されていた神智協会の救世主としての椅子を降りた彼は、言葉だけではなく実際に自由に生きた人でした。

長かった『インドの叡智』を使っての授業も、わたしの大好きなスヴァーミー・シヴァーナンダを紹介して終わりになります。
しかし、シヴァーナンダさんの生涯と生き方は、『インドの叡智』ではなく、『シヴァーナンダ・ヨーガ』をテキストにして詳しく紹介したいと思います。
ということで、来月の第三水曜日からは『シヴァーナンダ・ヨーガ』を読んでいくことになりました。
長い間読み続けていた『インドの叡智』ですので、今回で終わることに、皆さんの中から寂しくなるという声をいただきました。とてもうれしいです。講師冥利に尽きます。

終わった後、みんなで近くのファミレスで簡単な食事を摂りました。
電車の時間の都合もあり、遠くから来てくれているK.TさんとI.Yさんが少し先にお店を出ました。希望の電車に乗れるかどうかギリギリのようです。
その後、ゆっくりと都立大駅に行くと、お二人はまだ反対側のホームで下り電車を待っていました。
何をやっているのか…。
by preman9798 | 2008-10-15 19:12